フルマラソンの消費カロリーと体脂肪の消費は?



こんにちは!
運動指導研究家の大塚聡(サミー大塚)です。

A君
自粛生活で太った~
Bさん
やっぱり走らなきゃ!
Cさん
フルマラソン完走したら痩せますよね?
サミー大塚
さあ、どうでしょう・・・

今日は運動生理学のお勉強です。

フルマラソンと消費カロリーの関係等をわかりやすく解説しますね。

 

フルマラソンを走ると何kcal消費する?

消費カロリーの計算公式は

消費カロリー計算
[体重(kg)×走行距離(km)]です。

簡単ですよね。
おおよその消費カロリーはこの計算で算出できます。

私の体重は78kgです。

よって
78kg×42.195km=3291kcal

答えは3291kcalです!

 

では気になる体脂肪はどのくらい消費するのか?

運動のエネルギー源は「糖質」と「脂質」です。

計算を簡単にするために3291kcalを全て脂質(体脂肪)で消費したと仮定します。

体脂肪1g(グラム)消費するのに約7kcal使われます。

よって
3291kcal÷7kcal=470

答えは470g(グラム)です!

実際はエネルギーとして「糖質」も使われるので本当のところ体脂肪の消費はこれよりも少ないということですね。

「えっ!フルマラソン走ってそれだけしか減らないの?」と思うかもしれませんがこれが現実です。

実際の体重はもっと減りますがそれは発汗などにより体内の水分が減ったのです。

よってフルマラソンの後はしっかり水分補給や栄養補給をしなければなりません。

減量という意味では一回のフルマラソンでの体脂肪減少はそれほどではないということです。

でもコツコツとジョギングを続けていればその走行距離合計は一回のフルマラソンよりも、もっと長い走行距離を走るわけですから続けるということが消費カロリーを増やすには重要なんですね。

例えば5kmのジョギングを週に2回(月8回)
一年間続けたら480km走ったことになりますね。

とういことはフルマラソンの10倍以上です。
ということは消費カロリーも10倍以上ということですね。

健康的な減量のためにはやはり一日の量は少なくても続けることです。

もちろん減量だけではなく筋力や持久力も維持向上されます。

健康的な減量ってことでいうと、こんなお話になりますが、

フルマラソン完走は健康のためというよりも
心を強くするための効果が強いかもしれません。

でも心を強くするということが健康には一番重要だと思います。
とにかくフルマラソン完走の感動は言葉では言い表せません!

来年は久々に東京マラソン走りたいですね!(^^)!

 

サミー大塚(大塚聡)プロフィール

略歴
1961年5月生まれ
早稲田大学教育学部教育学科体育学専修卒
早稲田大学大学院人間科学研究科(健康科学専攻)修了

 

 

1986年~ 民間フィットネスクラブにて指導責任者、経営責任者として勤務
1996年  独立し、運動生理学研究活動をしながら開業準備
2000年~ サミーコンディショニングスクール設立。
2009年  (株)サミープロジェクト設立。
2009年  一般社団法人 日本生活体力推進協会理事長就任
2012年  東京都千代田区三番町に「サミー大塚パーソナルトレーニングスタジオ」開設。

資 格

人間科学(健康科学)修士
教育学士
NSCA-CPT(パーソナルトレーナー)
NSCA-CSCS(ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)
日本体力医学会健康科学アドバイザー
厚生労働省ヘルスケアトレーナー
中学・高校保健体育教員
国際救命救急協会救急心肺蘇生法取得者

活 動

健康関連事業、特に運動指導に重点をおいた活動に力を注いでいる。
Wasedaウェルネスネットワーク研究員としても活動。
・パーソナルトレーニング
・運動指導者の育成
・「からだづくり教室」の運営
・講演・セミナー
・企業への健康事業アドバイス
・学校の運動、健康関係へのアドバイス
・インターネットによる情報配信

スポーツ選手、学生、高齢者等多岐にわたり運動生理学に基盤をおいた安心で信頼のおける指導をモットーとしている。
医師との協力関係により医学的見地からも個人の身体を尊重した指導を心がけている。そして何よりも「楽しさ!」を第一にした運動指導が一番の特徴である。

主なメディア出演等

マラソン指導に関するもの
NHK「おはよう日本」にて初心者向けマラソン指導が取り上げられ話題に
・TBS 世界バリバリ☆バリュー 出演者のマラソンパーソナルトレーナーとして
<OZマガジン>に「初心者のためのマラソン直前アドバイス」掲載
・auスマートスポーツのマラソン指導パーソナルトレーナーとして参画
中高年初心者向けの走るためのCD「ハッピーランニング(ワーナーミュージック)」監修

その他
・「知られざる国民病ロコモ症候群」(小学館)第4章共著
・財団法人日本ボールルームダンス連盟主催<幕張メッセにて>「ダンスにおける障害予防トレーニング」講師
・読売テレビ「ミヤネ屋」に家庭でできる運動の企画で出演
・フジテレビ みのもんた危機一髪SOS 運動生理学コメント
・フジテレビ なまあらし 運動生理学コメント
・テレビ朝日  ニューススーパーJチャンネル 主催する中高年身体づくり教室が紹介される。
・日経産業新聞 「狙えアクティブ・シニア 上」中高齢者の運動教室についての取材
・静岡県磐田郡佐久間町45周年記念要覧(長寿の町)にて活動が掲載される。
・テレビ朝日 人気者でいこう!運動生理学コメンテーター

現在、東京都千代田区三番町にてパーソナルジム
サミー大塚パーソナルトレーニングスタジオを主催
徹底した個人指導やグループレッスン、お友達同士やお仲間数人でのオーダーメイドプログラムで目標に向けての身体づくりサポートを行っています。
またマラソンに特化したメールマガジン「初のフルマラソン完走を楽しく達成する方法」も大好評!登録はこちらから

 

当サイトが推薦する動画プログラムです
↓↓↓

「NHKおはよう日本!」「ミヤネ屋」をはじめ、多数のメディアに出演したスポーツ科学の専門家が、運動生理学に基づいた初心者のための正しいフルマラソン練習法をお届けします。