こんにちは!
運動指導研究家の大塚聡(サミー大塚)です。
筋トレやってますか?
言うまでもなく筋力の維持向上は健康づくりの基本です。
もちろんマラソンを完走するためにも筋トレは有効です。
そして表と裏をバランスよくトレーニングすることがポイントです。
表と裏って何?
拮抗筋とは?
身体の部位でペアになっている筋肉同士を「拮抗筋(きっこうきん)」といいます。
表と裏とでもいいますか・・・
上腕二頭筋(腕の力こぶ)⇔ 上腕三頭筋(二の腕)
大胸筋(胸)⇔ 広背筋(背中の上部)
腹筋群(腹)⇔ 背筋群(背中)
といったところかな。
拮抗筋のバランスが崩れると?
こうした拮抗筋をバランスよく鍛えていただきたいのです。
トレーニングに励んでる方々いかがでしょう?
どちらか一方に偏りがちではありませんか?
筋力が表と裏同じである必要はありません。
バランスです。
どうしても、身体の表側の方が強くなりすぎる傾向がありますね。
大腿四頭筋とハムストリングスは一般の人だと大腿四頭筋の方がハムストリングスより2倍程強いといわれています。
一般の人だとこれで問題はないと思います。
トップアスリートではハムストリングスの筋力が大腿四頭筋の60~70%位は必要です。
激しい負荷をかけるトップアスリートにおいてはハムストリングスが弱いと、肉離れが起きたり、障害の原因になったりもします。
一般の人でも拮抗筋の力に差がありすぎると怪我や慢性障害の原因になったりもします。
拮抗筋バランスが崩れる原因
拮抗筋のアンバランスにはこんな例もあります。
↓
よって退院後、一生懸命右脚のトレーニングをしました。
↓
大腿四頭筋はまだ左脚の方が強いのに、ハムストリングスは怪我をした右脚の方が強くなってしまいました。
なんでこうなるのかな?
もともとハムストリングスは左右ともあまり鍛えてなかったところに、右脚だけ集中してトレーニングしたことで、右のハムストリングスの方が強くなってしまったと考えられます。
せっかく怪我から復帰してトレーニングに励んでもバランス悪く鍛えてしまってはマイナスです。
そうならないように、拮抗筋のバランスをチェックしながらトレーニングすることが大切です。
腹筋と背筋、大胸筋と広背筋、上腕三頭筋と上腕二頭筋 もお忘れなく!
特に裏側を忘れないように!
私は背筋を意識して鍛えてます!
サミー大塚(大塚聡)プロフィール 略歴
1986年~ 民間フィットネスクラブにて指導責任者、経営責任者として勤務 資 格人間科学(健康科学)修士 活 動健康関連事業、特に運動指導に重点をおいた活動に力を注いでいる。 スポーツ選手、学生、高齢者等多岐にわたり運動生理学に基盤をおいた安心で信頼のおける指導をモットーとしている。 主なメディア出演等 マラソン指導に関するもの その他 現在、東京都千代田区三番町にてパーソナルジム |