「使える身体」をつくりましょう!



こんにちは!
運動指導研究家の大塚聡(サミー大塚)です。

先日、初スケボー教室行ってきました!
ジョギング&筋トレしているので体力には自信ありましたが・・・

転んで痛い目にもあいましたが、なんとか少しは滑れるようになったかな!(^^)!

「ジョギング&筋トレしているので体力には自信あります!」ってあなた。

その体力使えてますか?
うまく動けますか!(^^)!

「使える身体」をつくりましょう!

 

使える身体とは?


よく動ける・・・いや、もっというなら
うまく動ける身体」かな(これは私のイメージですが)。

さて、なぜこのようなお話をするかというと私がマラソンにチャレンジするのも筋トレするのも健康になって理想の身体になりたいからです。

理想の身体とは、かっこいい、健康、がっちり、スリム、痛みが無い、etc

人それぞれ、又その時々によって、めざすところがあることでしょう。

「理想の身体」のカテゴリーは様々ですが、その中にぜひ「使える身体」を入れておいてください。

 

「ジョギングや筋力トレーニング」をすれば「使える身体」になる?


答えは「NO」です!

ええっ!なんで?て思われるかもしれませんね。

もちろん、筋力トレによって筋力を向上させることは、競技力UPにも、健康づくりにも非常に役立ちます。ジョギングもそうです。

「使える身体」を作るのにも大いに役立ちます。

えっ!何言ってるの?答えは「NO」じゃないの?
(話がややこしくなってきましたね・・・)

簡単に言います。
↓ ↓ ↓

・「使える身体」を作るには、そのためのトレーニングをしなければダメ!

・ジョギングや筋力トレだけをしていても「使える身体」にはならない。

・ジョギングや筋力トレは「使える身体」を作るために役立つけれど、それだけをしていては「使えない身体」になってしまう危険性がある。

ということです。

 

ちょっと理論的なお話


スポーツ競技で、使える身体(うまい動き)というと、「エネルギー効率の良い動き」ということになります。

つまり、いかにエネルギーを使わずに動けるか、エネルギーをうまく使って動けるかということです。

例えば、水泳ではいかに筋力を使わずに泳げるかが、いいフォームといえますね。今回東京オリンピック女子競泳金メダルの大橋選手はそのお手本ですよね。

もちろん、筋力は使いますが、無駄な動きがない、うまい動きということです。

日常生活では重い物を持ち上げる時、反動をつけた方が持ち上げやすいですね。

これも、うまい動きです。
ところが、筋力トレーニングにおいては、反対のことを基本としています。

水泳でうまく泳げる人より、がむしゃらな人の方が筋肉を使います。
筋力トレーニング効果は大きいわけです。

バーベルを持ち上げる時も、反動を使わずにゆっくり行なった方が筋肥大効果があります。

筋力トレーニングにおいて反動を用いたトレーニングもありますが安全性の意味からも、健康づくりのトレーニングにおいてはお勧めしていません。

使える身体とはある意味「うまく反動を使える身体」と言えるかもしれません。

そして、筋力トレーニングは「反動を使わない」ことが基本にあります。

 

「使える身体」を作るには?


「使える身体」を作るにはそのためのトレーニングをする!
ということです。

速く走るには走る練習、高く飛ぶには高く飛ぶ練習、サッカーにはサッカーの動き、のトレーニングをすることです。

日常生活においての健康づくりトレーニングも椅子から立ち上がるには椅子から楽に立ち上がる動作を身につける。

素早い動きを身につけたいならその動作を練習する。

リハビリで箸をじょうずに動かしたいならその動きの練習をするetc・・・。

当たり前のことですね。

例えば
高くジャンプするには大腿四頭筋を鍛えなくてはと、スクワットばかりをやっていてはいけません。その結果ジャンプ力が落ちることもあります。

筋力は向上していても、身体が重い物を上げる動作に慣れてしまってジャンプするという瞬発的な動作に適さなくなるということです。

負荷を持たずに、高くジャンプするというトレーニングをしなければジャンプ力は養われません。

ここで、誤解しないでいただきたいのは、筋力トレーニングも大いに役立つということです。

むしろやった方が効果は上がります。

「ジャンプの練習をしないで筋力トレーニングだけしてはいけませんよ」ということです。

「筋力トレーニング」と「ジャンプ練習」を両方やることが一番効果が上がるのです。

マラソンにおいても競技力向上には走る練習がメインで筋力トレーニングはサブ的な役割です。

 

まとめのアドバイス


フィットネスクラブで筋トレに励んでいらっしゃる方をよく見かけます。
身体が引き締まってかっこいいです。

でも、

素早い動きはどうですか?
草野球で活躍できますか?
身体をねじる動きは?
ゴルフのスウィングは?

見た目がいいことは素晴らしいことで、努力も立派です。

でもひょっとしたら「使える身体のトレーニング」ができていないかも。

もし、かっこいい身体のなかに「使える身体」がまだ入っていなかったらうまく動ける「使える身体」のトレーニングも入れてくださいね。

よりいっそうカッコよくなること間違いなし!

「初マラソン完走」を目指してでジョギングや筋トレに励んでいらっしゃる方も、

理想の身体には

効率のいい動き、楽な動きも必要だということをお忘れなく!

まずは、その場で素早く駆け足の動作、サイドステップ、スキップなどをやってみてはいかがでしょうか。

鍛えてる人や速く走れる人でもでもこういう動きがぎこちない人いるんですよ。

私もスケボー上達するようにうまく動ける身体を意識してトレーニングしています!(^^)!

 

サミー大塚(大塚聡)プロフィール

略歴
1961年5月生まれ
早稲田大学教育学部教育学科体育学専修卒
早稲田大学大学院人間科学研究科(健康科学専攻)修了

 

 

1986年~ 民間フィットネスクラブにて指導責任者、経営責任者として勤務
1996年  独立し、運動生理学研究活動をしながら開業準備
2000年~ サミーコンディショニングスクール設立。
2009年  (株)サミープロジェクト設立。
2009年  一般社団法人 日本生活体力推進協会理事長就任
2012年  東京都千代田区三番町に「サミー大塚パーソナルトレーニングスタジオ」開設。

資 格

人間科学(健康科学)修士
教育学士
NSCA-CPT(パーソナルトレーナー)
NSCA-CSCS(ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)
日本体力医学会健康科学アドバイザー
厚生労働省ヘルスケアトレーナー
中学・高校保健体育教員
国際救命救急協会救急心肺蘇生法取得者

活 動

健康関連事業、特に運動指導に重点をおいた活動に力を注いでいる。
Wasedaウェルネスネットワーク研究員としても活動。
・パーソナルトレーニング
・運動指導者の育成
・「からだづくり教室」の運営
・講演・セミナー
・企業への健康事業アドバイス
・学校の運動、健康関係へのアドバイス
・インターネットによる情報配信

スポーツ選手、学生、高齢者等多岐にわたり運動生理学に基盤をおいた安心で信頼のおける指導をモットーとしている。
医師との協力関係により医学的見地からも個人の身体を尊重した指導を心がけている。そして何よりも「楽しさ!」を第一にした運動指導が一番の特徴である。

主なメディア出演等

マラソン指導に関するもの
NHK「おはよう日本」にて初心者向けマラソン指導が取り上げられ話題に
・TBS 世界バリバリ☆バリュー 出演者のマラソンパーソナルトレーナーとして
<OZマガジン>に「初心者のためのマラソン直前アドバイス」掲載
・auスマートスポーツのマラソン指導パーソナルトレーナーとして参画
中高年初心者向けの走るためのCD「ハッピーランニング(ワーナーミュージック)」監修

その他
・「知られざる国民病ロコモ症候群」(小学館)第4章共著
・財団法人日本ボールルームダンス連盟主催<幕張メッセにて>「ダンスにおける障害予防トレーニング」講師
・読売テレビ「ミヤネ屋」に家庭でできる運動の企画で出演
・フジテレビ みのもんた危機一髪SOS 運動生理学コメント
・フジテレビ なまあらし 運動生理学コメント
・テレビ朝日  ニューススーパーJチャンネル 主催する中高年身体づくり教室が紹介される。
・日経産業新聞 「狙えアクティブ・シニア 上」中高齢者の運動教室についての取材
・静岡県磐田郡佐久間町45周年記念要覧(長寿の町)にて活動が掲載される。
・テレビ朝日 人気者でいこう!運動生理学コメンテーター

現在、東京都千代田区三番町にてパーソナルジム
サミー大塚パーソナルトレーニングスタジオを主催
徹底した個人指導やグループレッスン、お友達同士やお仲間数人でのオーダーメイドプログラムで目標に向けての身体づくりサポートを行っています。
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